2022/12/01: 人文系でもアドベントカレンダーしよう!

この記事は,筑波大学人文・文化学群 Advent Calendar 2022[1] の 1 日目です.

1: https://adventar.org/calendars/8226 (out of gemini)

アドベントカレンダーとは何か

今年思いつきで人文系ターゲットの Advent Calendar を立ち上げてみました.
コンピュータに強い皆さんには馴染みのある概念かもしれませんが,今回のターゲットにはあまり馴染みがないかもしれないので,簡単に紹介してみようと思います.
アドベントカレンダーとは何か,簡単に言うと,一定期間(だいたい 12/1 から 12/25),一定テーマ(ないこともある)に沿ってみんなの書きたいことを書こう,というイベントのことです.元ネタはクリスマスの何からしいですが,最早日付以外は関係なくなっています.こういった機会に自分の知見を外部に広めませんか?というのが趣旨です.

参加方法

初回なので参加方法をまとめておきます(このアドベントカレンダーに限らずアドベントカレンダー一般の参加方法です).


たったこれだけです!

なぜ人文系でもアドベントカレンダー?

ではなぜ人文系でもアドベントカレンダーか.
今回始めた理由として一番大きなものは,自分の持っている知見を広めるのは大事なので,気軽に投稿できるようなものが人文系でもあるとうれしかった,というものです.
既に雙峰論叢さんや各種◯つくばなどがあり,発表の機会は整備されているかもしれません.しかし,(哲つくば運営としての実感ですが)やはり情報を伝える側として登壇するのにはハードルがあるのではないでしょうか.雙峰論叢さんは体裁や投稿要領がカッチリしていますし,◯つくばはスライドに起こして説明しないといけませんし(それが悪いことという訳ではないですが).
そこで目をつけたのがアドベントカレンダーです.

幾分か気軽じゃないでしょうか?
気軽にアウトプットができるというのは重要です.書き手にとっては,そこからまた新しい議論が生まれるかもしれない.自分の考えを整理する契機にもなりますし,レポートを書く練習にもなり得ます.読み手にとっては新しい知見をゲットできるチャンスです.
本来はこの立ち位置を占めるのは学類誌(ex. 情報科学類誌 WORD[2])だと思います.アドベントカレンダーの制約をある程度満たしつつ,好きなときに発行できますし.

2: https://www.word-ac.net/ (out of gemini)

とはいえ現在人文系の諸学類では学類誌は発行していないようなので,アドベントカレンダーがぴったりではないかと思います.



裏の思惑としては,いい文化は輸出していきたいというのもあります.
(本学情報系に限らず)アドベントカレンダーのように,集中的に(まとまった量の文章の形で)みんなの考えていることを共有する,というのはいい文化だと考えています.「2 つの文化」(最早 2 つで済むのか?というのはありますが)だけで終わらせずに,いいものはお互いにシェアしていきたい.そんな思惑もあります.

ということで

みなさんもアドベントカレンダーに寄稿しよう!!!
参加登録はこちら→https://adventar.org/calendars/8226[3]

3: https://adventar.org/calendars/8226 (out of gemini)